IDEAジャパン・・・・ハンセン病患者・快復者やすべての人々の尊厳の確立を目指して
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ニュースレターはハンセン病問題を正しく理解していただき、共に歩んでいけるよう、会の活動状況、会員や関係者の声、海外のIDEAメンバーからのメッセージなどを掲載・報告し、会員の皆様にお送りしています。
IDEAジャパンの活動をより理解していただけますよう、ここにニュースレターの主な記事を掲載いたします。
年頭に当たって 理事長 森元美代治
・・・IDEAジャパンも早や9年目を迎えました。みなさまのあたたかいご支援によって、インド、ネパール、・・・etc.のハンセン病の子供たちへの奨学金やコロニーの生活改善資金等を助成・・・。 その一方、国内は非常に厳しい現状であるとお知らせしなければ・・・曽我野一美さんのご逝去を悼む 理事長 森元美代治
われわれハンセン病患者運動の中心的存在であった曽我野一美さんが、昨年11月23日、誤嚥性肺炎のため高松市内の病院で急逝されました。享年85でした。・・・・曽我野さんは、海軍飛行予科練習生時代に18歳でハンセン病を発症・・・世界のIDEAから -曽我野さん、あなたのことを忘れません-Dr.P.Kゴパール他
・Dr.P.Kゴパール(IDEA共同代表、IDEAインド)曽我野さんのご逝去を知って、とても悲しいです。10年ほど前、曽我野さんは南インドのエロードにある我家に来てくださったことがあります。そのとき、彼はハンセン病コロニーを訪ねました。最初に訪ねたコロニーで・・・京都の孫たち<同志社女子高校生>の感想文『全生園のバザーと園内見学で・・・』
バザーのお手伝いをして、ハンセン病に対する見方が変わったように思います・・・。 自分の知識がほんの少ししかなかったと感じました。入所者の方が明るく生活しておられたのが印象深かったです・・・。菊池事件「確証なき処刑」について 副理事長 柴田良平
現在、菊池事件の再審請求のための署名運動が広がっています。菊池事件が起きたのは1951年6月1日で、その時期は第2次「無らい県運動」が進められていました。その年の11月、3人の国立療養所長は国会証言で、はかどらない患者収容を、強権で・・・・
【編集後記】 IDEAジャパンとかかわりの深い方たちの訃報が相次いで、寂しさがつのります。曽我野一美さんは世界の快復者に生きる希望と自信を与え、社会復帰を果たした柴田良平理事は常に叡智ある話をされ、女性会議に参加したS子さんは、快復者の親として子どもを育てる苦悩を訴えました。どの方の人生も決して忘れることは出来ません。ご冥福をお祈りします。/村上絢子