ニュースレター No.15 (2013年02月10日発行)
世界のIDEAからのメッセージ ・・・ 曽我野さん、あなたのことを忘れません
●Dr.P.Kゴパール(IDEA共同代表、IDEAインド)
曽我野さんのご逝去を知って、とても悲しいです。10年ほど前、曽我野さんは南インドのエロードにある我家に来てくださったことがあります。そのとき、彼はハンセン病コロニーを訪ねました。最初に訪ねたコロニーで人々の生活状態を見て、彼はショックを受けました。彼は生活改善するよう求めました。彼はIDEAインドを通じて、ハンセン病の医療を支援してくれました。
私は2010年に、曽我野さんが暮らしていた大島青松園に行ったことがあります。船から降りると、曽我野さんと奥さんが迎えに来ていました。曽我野さんはとても素晴らしく、強い人でした。彼はその療養所を案内してくれました。園長も一緒に彼と昼食を共にしました。彼はとても友好的な人でした。私は一生、彼を忘れることはないでしょう。
彼の魂が平穏のうちに休めますよう、私と家族は心からお祈りいたします。どうぞ曽我野さんの奥様に、この気持ちをお伝えください。
● S. K.ジュン (IDEA共同代表、IDEEA韓国)
曽我野さんご逝去のニュースを知って、悲嘆にくれています。彼の奮闘の人生を、私たちは忘れることはありません。
彼は逝ってしまいました。けれど、彼の地球上の人々への情熱と愛は、永遠に記憶に残るでしょう。
IDEA韓国の会員は、彼を失ったご家族とIDEAジャパンの皆様に、心からの哀悼の気持ちを表明いたします。
●アンウェイ・ロー(IDEA国際コーディネーター)
彼の悲しいニュースを聞いて、とても残念です。
皆様方は、彼と一緒にいたとき、彼がいかに賢明で、いかに強い人であるか感じていたことでしょう。
IDEAセンター(NY州)では、他の人と同じように、彼の写真を毎日見られるようにしてあります。
いまこの時、私たちは皆様方と共にいます。
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●パメラ・パラピアノ(写真家、IDEA アメリカ)
曽我野さんを失ったことはとても残念です。
曽我野さんの人生以上に意味ある人生を想像することはできません。
曽我野さんは、回復者の皆さんに手を差し伸べること を決して躊躇しませんでした。
彼が話すとき、彼自身と回復者への激励、愛、誇りを込めていたので、あなた方はいつも微笑んでいました。
彼は真の意味で代弁者でした。私は彼の広い心を懐かしく思い出します。
●タカ・ハラダ(カラウパパ家族の会、ハワイ)
曽我野さんの思い出について、私の考えと祈りを申し上げたいと思います。
私は彼に会ったことはありません。しかし、スティグマ(汚名)と社会からの隔離に苦しむ人々の側に立って話す人は、尊敬されるべきです。
私の兄、ポール・タダシ・ハラダは、家族から引き離されましたけれど、彼は家族の励ましになりました。
曽我野さんが世界のハンセン病回復者の側に立って無私で働いた仕事は、これからも生き続けるでしょう。
彼を個人的に知っている皆様方が、彼を失った悲しみを深く表明していることで、私は彼のことを知ることができました。
●ポーリーン・ヘス(カラウパパ家族の会、ハワイ)
曽我野さんのこんなに早いご逝去を知ってとても残念です。彼が世界をより良い場所にするように貢献したことによって、人々は尊厳と尊敬をもって生きられるようになりました。彼が自由への門を開けたので、ハンセン病回復者は、公の場で敬意をもって生きられるようになりました。私は家族も同様に自由を感じられるようにと祈っています。
私は曽我野さんを存じ上げませんが、でも、彼が目的意識と栄誉ある人生を送ったことは知っています。私の心と祈りは彼の家族と共にあります。
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