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2007年度 事業報告
平成19 年4 月1 日から平成20 年3 月31 日まで

1. 事業の成果
(1)ハンセン病に対する差別・偏見除去のための啓発事業
(2)国内外のハンセン病患者・快復者との交流及び支援事業
(3)ハンセン病関係の資料の収集・情報提供事業
これらの三事業を事業計画として掲げ、取り組みました。

(1)の啓発事業については、①講演、②写真展の開催、③ハンセン病資料館における説明、の三つが主なもの
でした。
①の講演については、IDEA ジャパンの役員により54回講演をしましたが、ミュージカルや、映画会開催にも
協力しました。
②の写真展については、IDEA ジャパンの八重樫信之理事が撮影した「絆―日本・韓国・台湾のハンセン病」
の写真展を台湾と国内で開催しました。
③の国立ハンセン病資料館での説明は、IDEA ジャパンに説明依頼があった団体に対する森元美代治理事長
の説明です。
以上の活動を通して、啓発の面で多大な成果を上げました。

(2)の交流・支援事業については、①海外との交流と生活改善資金支給、②奨学金援助、③ハンセン病市民学会
参加、インドでの国際ハンセン病学会& IDEA 国際集会参加の三つが主なものです。
①については、ハワイの家族会であるオハナの会が07 年4 月に来日したときと、07 年4 月に台湾楽生院を
訪問して交流を図るとともに、楽生院退去反対運動の支援、台湾人権集会に参加しました。
②については、中国、インド、タイ、ネパールの学生に奨学金を支給しました。
③については、07 年5 月に草津で開催されたハンセン病市民学会に理事長、理事、会員多数が参加しました。
また08 年1 月に、インドのハイデラバードで開催された国際ハンセン病学会& IDEA 国集会に理事長、理事、
会員が参加し、講演、報告などを行うとともに、各国からの参加者と交流を深めました。

(3)ハンセン病関係の資料の収集・情報提供事業については、① IDEA ジャパンのニュースレター(5号)、
インド特集号の発行と、ホームページの開設、② 「論座」(朝日新聞社刊、月刊誌)への記事掲載、
③資料提供があります。
①のニュースレター5 号では、創立5 周年を迎えるIDEA ジャパンへの協力依頼と、森元理事長の故郷訪問記、
佐久間建理事の「ハンセン病と教育」の研究報告、故金新芽さんのテレビドキュメンタリ紹介です。
インド特集号では、カラー写真でハイデラバードでの会議の様子や交流風景を紹介しました。
また念願であったホームページもボランティアの方の尽力によってようやく開設され英語の自動翻訳
機能付きで見られるようになりました。 http://www.idea-jp.org/
②については、「ハンセン病問題は終わらない」というテーマで、リニューアルした国立ハンセン病資料館や、
国賠裁判以後に残された問題点について村上絢子理事の記事と、八重樫信之理事の写真が「論座」に掲載
されました。
③については、ニュースレター(5 号とインド特集号)、論座などを会員や関係者に送付しました。
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2007年度 会計報告
平成19 年4 月1 日から平成20 年3 月31 日まで
<収入>
入会金 8人 8,000
年会費 正会員 36人 180,000
賛助会員 42人 84,000
特別賛助会員 4人 80,000
特別正会員 0人 0
寄付金 1,441,500
利息 996
合計 1,794,496

<支出>
1.事業費
(1)啓発事業 450,412
(2)交流・支援事業 1,339,179
(3)情報提供事業 149,227
合計 1,998,818
2.管理費
給料手当 120,000
消耗品費 5,052
会議費 117,344
通信運搬費 155,210
印刷製本費 119,274
雑費 8,995
合計 525,875

支出合計 1,998,818 525,875 2,524,693
<残高> 1,794,496 2,524,693 -730,197
<累計残高> -730,197 2,700,839 1,970,642
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