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パネル紹介 |
理事 八重樫 信之
昨年はハンセン病国賠訴訟の熊本判決から10年、らい予防法廃止から15年の節目の年でした。これを機会に’03年末からスタートし、全国を巡回してきた写真パネル「絆−日本・韓国・台湾のハンセン病」をリニューアルしたいと考え、IDEAジャパンにお願いしたところ、快諾を頂きました。昨年5月には、ハンセン病市民学会の開催地、沖縄県名護市、宮古島市で、両市と全療協の後援を頂き、新しいパネルを展示することができました。3.11東日本大震災の直後だったためにパネルの制作が遅れ、会期に間に合うかヒヤヒヤする場面もありました。
幸い地元の新聞、沖縄タイムス、琉球新報、宮古毎日、宮古新報やテレビの琉球放送、琉球朝日放送が取り上げてくれ、市民学会の前宣伝にもなりました。
写真展のタイトルは「輝いて生きる」です。らい予防法が生んだ100年に及ぶ偏見と差別の時代の中で、この10年は、回復者にとってどんな時間だったのかを考え、このタイトルにしました。
皆さんは寄る年波に逆らいながら、らい予防法による「人生被害」を乗り越え、人権回復のためにさらに生きようとしているように見えます。
<昨年5月からの写真展開催地>
(1)沖縄県宮古島市市役所ロビー
5月9日(月)〜13日(金)
(2)名護市中央公民館
5月16日(月)〜21日(土)
(3)東京・芝の人権教育啓発推進センター・人権ライブラリー
6月6日(月)〜7月8日(金)
(4) 国立ハンセン病資料館1階ギャラリー
10月1日(土)〜10月10日(月)
(5)「第16回人権メッセージ展」
横浜駅東口新都市プラザ
12月2日(金)
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[写真左] お話の後、子どもたち一人ひとりと握手する上野正子さん
[写真右] 中学生を前に、自分を支えた「家族、療友、信仰」について語る玉城シゲさん
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[写真左] パソコンに向かう谺雄二さん
[写真右} これが私の家族。沖縄愛楽園の浜を散歩する金城幸子さん(中央)
[写真左] 自立支援センターの人たちに全生園を案内する森元美代治さん
[写真右] 鈴木禎一さんは、いつでも動けるように、散歩とリハビリを日課にしている)
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