ニュースレター No.18 （2014年09月25日発行）
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偉大なリーダー 神美知宏さんと谺雄二さんを偲んで
IDEA国際コーディネーター アンウェイ・ロー非常な悲しみの思いで、このニュースを聞きました。神さんはいつまでもお元気でいると思っていたのです。あまりにも大きな喪失です。神さんの叡智だけではなく、あの素晴らしいほほえみを見ることができなくなると思うと、心が痛みます。
昨年来日した際に、神さんにお目にかかることができたのが、唯一の心の慰めです。谺さんが担架に乗って重監房資料館のオープニング式典に参加されたという記事は忘れることができません。また、勝訴判決の日に谺さんが叫んだ「人間の空を取り返した」という言葉は、私たちのニュースレターでも使わせていただいています。
偉大なお2人の闘う心から学ぶものは非常に大きいと思います。
お2人を偲ぶ会には、私たちも心だけ参加させていただきます。
日本の闘士の皆さんが残した功績はあまりにも大きく、それが日本だけではなく、世界の人々にどれほど大きな影響を与えているかを皆さんにぜひとも知っていただきたいと思います。
神美知宏・全療協会長と谺雄二・全原協会長を偲ぶ会が、6月21日（土） 、東京のＴＯＣ有明4階ＥＡＳＴホールで開催され、全国から大勢の人びとが参列しました。冒頭、山陽放送の宮崎賢さんが撮影・編集したビデオが放映され、2人の在りし日の姿に多くの人びとが涙ぐんでいました。
谺さんの最後の作品『死ぬふりだけでやめとけや』の紹介と谺さんがカラオケで歌う大らかな歌声が紹介されました。
神さんがハンセン病市民学会で発表する予定だった「全療協・緊急アピール」を藤崎陸安全療協事務局長が読み上げ、参加者はあらためて2人の遺志を受け継いで、これからも闘いを続けようという思いを新たにしました。
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